【ボートを漕ぐ税理士通信（ボー税通信） VOL.520】 電話のかけ方
私が感心する電話のかけ方があります。以前母がいた老人ホームのケアマネAさんからの電話は、冒頭に必ず「お母様はお変わりなくお過ごしです」と言ってから、「本日は＊＊について…」と用件に入ります。電話に出られないときは必ず留守電に、同じく「お母様はお変わりなくお過ごしです」と始まる伝言があります。
老人ホームから着信すると、まず「何かあったのか？」という心配が先立ちます。その心配を瞬時に消し去るAさんの見事な電話術。他の老人ホームの従事者の方々も真似されてはいかがでしょう。
先日別の老人ホームから不在着信があり、伝言が無かったので、折り返し電話すると、何度かけ直しても誰も出ません。もしや何かが起きて救急車が駆けつけて施設の全員が大騒ぎしている最中なのか？と不安になりました（結局なんでもなかったのですが）。ぜひAさんの技を学んでください。