【ボートを漕ぐ税理士通信(ボー税通信) VOL.479】 所得税・法人税比較シミュレーション表
個人事業主の収入が一定の額を超えると、所得税率(5%~45%の累進課税)より法人税率(15%・23.2%)のほうが有利となるため、個人事業主が法人の設立(法人成り)を検討することがあります。
検討の一助とするため、所得税等と法人税等の税額をシミュレーションできるエクセル表を作りました(添付)。
《使い方》
①表の下の「現状」に現在の個人事業の収入等を入れる(C23~C26、F23)
②表の上の「試算用」に上記の他、法人から支払う役員給与額(C6)を入れる
③同じく「試算用」に個人事業に残す収入金額を入れる(F5)(法人の収入は自動計算)
⇒「税金計」の所に所得税等と法人税等の合計額が計算されます。②と③の金額をいろいろ変えることでシミュレーションできます。
《注意点》
・社会保険料負担は考慮していません