【ボートを漕ぐ税理士通信(ボー税通信) VOL.487】 赤羽八幡神社2.5億円所得隠し
新聞に「神社2.5億円所得隠し」という記事が載りました(2024年9月12日朝日新聞朝刊)。神社のさい銭やお守りの売上は法人税非課税ですが、本件の問題はその収入を宮司が個人的な飲食や買い物に充てていたこと。この場合神社から宮司への給与となるので、神社で源泉徴収して納税しなければなりません。重加算税を含めて1.3億円の追徴課税とのことです。
私も神社にお参りするときはさい銭を入れていますが、そのさい銭が神社の維持費用や活動費用に使われるのではなく、宮司の個人的消費(2.5億円)に使われるとは……。もうアホらしくて神社にさい銭を入れるのは金輪際やめよう、と思いましたが、いやいや、大多数の神社はまじめにやっているのでしょう。悪いのはこの「赤羽八幡神社」。このフザけた宮司のいる「赤羽八幡神社」にさえ近づかないように、間違えてもさい銭などあげないようにすればいいんです。「赤羽八幡神社」の名前をよくおぼえて、この「赤羽八幡神社」には1銭たりとも投げ入れないように気を付けましょう。